7月24日(水)、湯本温泉の山村別館において、平成25年度 第52回日本海南部地区高等学校水産教育研究協議会の生徒研究発表会が開催されました。 この発表会は、水産・海洋高校の生徒が、日頃の学習・研究活動の成果を発表し、主体的に学習する態度や創造性を高め、問題解決能力の育成と高揚を図るとともに、水産業や海洋関連産業に関する一層の認識と振興や充実を図るために開催されているものです。 この日参加したのは、地元大津緑洋高校をはじめ、京都府や兵庫県、鳥取県、島根県の水産高校や海洋高校の6校です。 それぞれの高校が研究内容をプロジェクターによるプレゼンテーションを行う形式で発表しました。 大津緑洋高校は、「ながとふるさと緑化プロジェクト ~磯焼け解決! やるなら今でしょ!~」と題して、藻場が減少する「磯焼け」を解消し藻場を再生するための取り組みを発表しました。この研究は8年前から続けているもので、これまでの研究結果を基に、磯焼けを解消するためにウニを除去した海に「シードリングストーン」という道具を使い、海藻の種(遊走子)を設置することで藻場を増やすことができたことを説明しました。 審査の結果、大津緑洋高校が最優秀賞に選ばれ、12月に高知県で開催される全国大会に出場することが決まりました。