7月21日(日)、通小浦埋立地で「第22回通くじら祭り」が開催されました。 この祭りは古式捕鯨の実演や和船競漕が行われたほか、夜には地元産品のバザーやステージイベントなどが企画され、多くの人が訪れました。 はじめに行われた和船競漕には、小学生の部や職域、支部対抗の部などの部門別に22チームが参加しました。力強く船を進める参加者に会場からは、大きな声援を送る人やカメラのシャッターを切る人の姿が見られました。 また、古式捕鯨の実演では、通小学校の1年生2人の「くじらが来たぞー!」という声を合図に赤ふんどし姿の地元有志や一般参加者ら36人が4隻の勢子船に乗り込んで沖へ向かって漕ぎ出し、全長13.5mのクジラの模型を追いかけながら、当時の捕鯨を再現しました。最後は威勢よく鯨に飛び乗ってハザシが仕留め「くじら獲ったぞ」と叫ぶと観客から大きな歓声が上がりました。