6月29日(土)、長門消防署で車両を使用した教養および救助訓練が行われました。これは、消防本部が取り組んでいる警防技術の伝承事業の一環として実施されたもので、消防署員約50人が参加しました。 消防本部では、経験の浅い若手職員を対象に、実物の車両を使用して車両の構造等の知識を習得、各種救助器具を使用して破壊を伴う救助訓練を実施する取り組んでいます。 この日は走行可能な車両の構造を研修し、まず車両の部品の名称や役割、注意点について車体を横転させて詳しく学びました。 続いて、事故の際に搭乗者を救助するためのドアやガラスの破壊の方法について救助器具を使いながら説明があり、全職員が交代で実際に体験していました。 ウインドウを割り、ドアを外し、最後には天井を取り除く作業が行われました。 参加者は真剣に聞きながら、メモをとったり写真やビデオにようすを収めていました。