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牛を借りて農地の保全

<外部リンク> 印刷用ページを表示する 掲載日:2013年6月11日更新
放牧された2頭の雌牛。年末には出産の予定

放牧された2頭の雌牛。年末には出産の予定
職員により車から降ろされる
電気柵に囲まれた農地内で放牧される
雨をしのぐ手作りの小屋
「牛はかわいいです」と話す奥田さん
 6月11日(火)、県の取り組みである「レンタカウ」制度により、農林総合技術センター畜産技術部の牛2頭が貸し出されました。 県では、水田放牧や移動放牧のような農地保全と飼養管理の省力化が図れる放牧に「山口型放牧」というブランド名をつけて、積極的に取り組みその重要性が高まっています。この「山口型放牧」とは、和牛を電気牧柵で囲んだ水田や耕作放棄地に放牧することを言います。効果としては、耕作放棄地の解消や鳥獣被害の軽減、農地の省力的管理や肉用繁殖牛の省力管理等が見込めるということです。また、「レンタカウ」とは、放牧をしたいが牛を所有していない農家でも「山口型放牧」ができるよう農林総合技術センター畜産技術部が飼育する繁殖雌牛を無償で貸し出すという制度です。 この日、「レンタカウ」制度により今年度最初の牛の貸し出しを受けたのは、油谷中畑の奥田寛慈さんです。奥田さんの所有する放牧地は、約1.2ヘクタール。この農地に10年前から牧草を植えていましたが昨年農林事務所の職員から制度を聞き制度を活用。今年度で2度目の利用となります。 牛の管理をする奥田民子さんは「(農地を)放っておいたら草や竹まで生えてくるが牛が草を食べてくれるから田がきれいになる。春には土おこしが楽にできた」と効果を実感していました。また、「(2頭の牛が)元気に大きく育って欲しい」と期待を膨らませていました。 一方、貸し出しを行った長門農林事務所の引田久美子主任は「牛を持たない人でも気軽に放牧ができるので規模を拡大して多くの農家の省力化につながれば」と話しました。 なお、放牧については、山口県農林水産部畜産振興課または山口県農林総合技術センター畜産技術部、各農林事務所に問い合わせてください。