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鯨の霊を慰める

ページID:0009735 更新日:2013年4月30日更新 印刷ページ表示
法要の前にあいさつ

法要の前にあいさつ
通鯨唄を奉納
鯨の冥福を祈る
全員で焼香を行う
 4月27日(土)、通の向岸寺で鯨回向(くじらえこう)が行われました。これは、捕獲した鯨の霊を慰めるため、約320年前に向岸寺五世の讃誉上人(さんよしょうにん)が行って以来の伝統行事で、鯨の胎児を埋葬した「鯨墓」や「鯨位牌」、人間と同様に鯨に戒名をつけた「鯨鯢過去帖」とともに、鯨の恩恵に感謝の気持ちを込めて毎年鯨の漁が終わるこの時期に実施されています。 min-height: 19px  参拝した大西市長は、「長門市を盛り上げていくキーワードは「やさしさ」。その中心にあるのは、鯨を弔ってきた通だと思います。人、食べ物、自然等、総合的にやさしさを奏でていくまちづくりをしていきたい」とあいさつをしました。続いて、通鯨唄保存会による「通鯨唄」が奉納された後、松村賢正住職らによる法要が行われ、参列者全員で鯨の霊を慰めました。 min-height: 19px min-height: 19px