4月15日(月)、俵山温泉で「日本発!世界最高水準の俵山温泉力の調査報告」が行われ、関係者ら約40人が集まりました。 俵山温泉合名会社では、全国中小企業団体中央会の「中小企業活路開拓調査・実現化事業」で、札幌国際大学の松田忠徳教授により俵山温泉の科学的・医学的な検証を行ってきました。 松田教授は、916年に開かれたこの俵山温泉の泉質について、単純泉である俵山温泉が、リウマチや神経痛に効能があるということで多くの人々に湯治場として認識されていることに着目し、成分の分析などを行いました。 その結果、俵山温泉は酸化還元電位高く、これによって極めて還元力が高いこと、抗酸化作用があることが分かりました。人間が老化するのは、酸化することによって起こると言われており、俵山温泉の還元力がその状態を元に戻す作用があると報告しました。 また、その作用の源は、水素で、俵山温泉には通常よりも豊富に溶けていることが分かりました。この水素が、俵山温泉の持つ力であると話しました。 この力によって、リウマチや神経痛への効能だけではなく、病気治療、病気予防、老化防止(アンチエージング)や美肌に効果があると結論づけました。 この報告会に同席した大西市長は、「現在、市が取り組んでいるながと成長戦略検討会議の中でも触れられていますが、俵山温泉の持つこのような魅力を発信し、市としても地元俵山のみなさんと一緒になって取り組んでいきたいと思います。2019年のワールドカップラグビーのキャンプ地にも名乗りを上げていますので、ぜひ実現するように行政と市民が一体となって取り組みましょう」とあいさつしました。 俵山温泉合名会社では、今後もこの俵山の温泉力を広め、入浴客や宿泊客の増加につとめていきたいとのことでした。