3月2日(土)、香月泰男美術館で、「ながとフォトコンテスト2012 表彰式」が行われました。このコンテストは、童謡詩人金子みすゞと同じ長門市仙崎出身の故 大津あきら氏が中村雅俊氏に提供し、第15回日本作詞大賞・大衆賞を受賞した「心の色」をテーマとし、朝陽と夕陽を同一地点(同一地区内)で撮影することを条件に作品を募集したもので、今年度初めて開催されました。 この日は、防府市在住の写真家 栗林和彦氏による1次審査、審査員特別賞の3点を決定する2次審査を経た作品を撮影した受賞者を迎えての表彰式となりました。また、この表彰式には、根岸季衣氏、大津正大氏(大津あきら氏の長男)らも出席し、大津あきら氏と交流の深かったことで、審査員として参加した中村雅俊氏や風間杜夫氏のメッセージビデオも上映されました。 応募作品20点の中から最優秀賞として選ばれたのは、山口市の河野康志さんの「海と生きる」という作品でした。この作品は、油谷地区の早朝の掛渕川と夕陽に照らされる掛渕漁港を撮影したものです。河野さんは「大変光栄でうれしいです」と喜びを述べました。 作品は今後観光ポスターやパンフレットの素材としても活用されます。また、これらの作品は3月25日まで、香月泰男美術館で展示されます。 ; min-height: 24px その他の受賞者は次の通りです。(敬称略) 優秀賞 中村雅俊賞 杉山和郎 根岸季衣賞 金崎道治 風間杜夫賞 高木昭 佳作 末永洋幸 森田宏昭 安森富美子