2月21日(木曜日)、日置野田地区にある高木寿佐雄さんのほ場で山口いちご新品種「かおりの」の産地見学が開かれました。 この見学会は、市内の販売協力店の担当者に産地の状況を紹介して愛着をもってもらい、協力店自ら消費者へprしてもらおうと開催されました。 見学会には、販売協力店青果担当者や長門大津農協、市農林課の職員のほか、来年度の需要拡大に向けて学校給食関係者や食彩店店主も参加しました。 はじめに販売協力店の青果担当者から各店舗で行ったprの結果報告が行われました。青果担当者は「色味が薄くて見た目ではなかなか手にとってもらえなかったが、試食をしてもらうと人気が出た。子供をターゲットに売っていきたい」などの意見が出されました。 続いて高木さんのいちごハウスに移動して「かおりの」の収穫体験が行われ、参加者は赤く熟れたいちごを採り味わっていました。 収穫後行われた意見交換会では「酸味がなく子ども向けなので給食でも使いたい」や「地元特産物とコラボレーションしたスウィーツを商品化してみたい」など前向きな意見が出されました。また、かおりの生産者の高木さんは「作る人、売る人、食べる人が笑顔になるものにしていきたい」と話しました。