2月4日(月)、市内の4つの保育園でくじらの竜田揚げ料理が提供されました。これは、長門大津くじら食文化を継承する会が主催し、お昼の給食のおかずとして振る舞われたものです。 このうち菱海保育園では、11時すぎから関係者が集まりました。年少以上の園児約60人の前で長門大津くじら食文化を継承する会の上田俊成会長が「昔、この地域ではくじらを獲っていました。獲って食べるだけではなく、赤ちゃんのくじらがでてきたら丁寧に弔ってきました。今日は少しでもくじらについて知ってもらって、くじら料理を食べてもらいたいと思います」とあいさつしました。 大西市長は、「節分は昨日でしたが、この時には大きなものを食べる慣習があります。今日はくじらの竜田揚げを食べて大きくなれるように感謝して食べましょう」とあいさつしました。 参加者全員で合掌し、大西市長や上田会長らも園児と一緒に食事をしました。園児たちは、くじらの竜田揚げを口いっぱいにほおばりながらおいしそうに食べていました。 長門市内の小中学校では年3回のくじら料理の給食が実施されていますが、平成19年度からは市内の保育園や幼稚園にもこのくじら料理の提供が行われています。