12月20日(木)、日置農業高校・大津緑洋高校日置校舎で、平成24年度感謝祭・収穫祭が開かれました。これは、針供養・畜魂祭・収穫祭の3つを併せた伝統行事で、動植物や教材に対する感謝の心の醸成、命の大切さの理解、食の意義や大切さの理解を目的に開催されています。 会場の体育館には祭壇が用意され、まず奥野忠校長が祭文を朗読しました。続いて農業クラブ会長の2年生、坂田隆治さんが「昨日まで走り回っていた動物やきれいに葉を広げていた植物が、今日の食卓に並ぶこともあります。学習や実習はそのような生命のおかげです。また、道具も酷使しても不満を言いません。今日はすべてのものに感謝したいと思います」と動植物への感謝のことばを述べました。 また、家庭クラブ会長の2年生、永藤江莉佳さんが、「私たちの生活に欠かすことのできない針に感謝の気持ちを表したいと思います」と針供養にあたっての感謝のことばを述べました。その後、全員で黙祷を捧げました。 感謝祭が終わると、全校生徒で施設設備の整備、農機具の手入れを行い、途中、畜魂碑への礼拝も行われました。 お昼は収穫祭として、みそ汁、おにぎり、みかんによる会食が行われ、食べ物の大切さなどについて理解を深めました。