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初の女性海上保安官誕生

ページID:0009556 更新日:2012年10月30日更新 印刷ページ表示
仙崎海上保安部に配属された女性海上保安官

仙崎海上保安部に配属された女性海上保安官
長崎県雲仙市出身の松木仁海さん(20歳)
山口市出身の中谷柊子さん(20歳)
記者の質問に答える2人
 平成24年10月期の人事異動により、巡視船「おおみ」と巡視艇「さざんか」に乗船する女性海上保安官が配属されました。仙崎海上保安部には、陸上勤務の女性保安官が平成17年3月から3年間在籍していましたが、巡視船や巡視艇に乗船する女性海上保安官が配属されるのは初めてのこととなります。 巡視船「おおみ」の機関士補として配属されたのは、松木仁海さんです。松木さんは、仁海という名を付けてくれた父親の勧めで海上保安部の仕事を知りこの職業に就いたということです。海上保安学校を9月28日に卒業し、28日付けで仙崎海上保安部に配属されました。 巡視艇「さざんか」の航海士補として配属されたのは、中谷柊子さんです。中谷さんは、ドラマ「海猿」を見て、人を助ける仕事に少しでも関わりたいと思い、高校を卒業後海上保安学校に入校。卒業後は、福岡海上保安部巡視船「はかた」や「むろみ」の航海士補として勤務し、10月1日の人事異動において仙崎海上保安部に配属されました。 松木さんは「今やらなければならない仕事を早く覚え、完璧にできるようにして、安心して仕事を任されるような人になりたい」と話しました。また、中谷さんは「どんなことでも積極的に経験して、たくさんある仕事の中から自分の進むべき道を見つけたい」とそれぞれ抱負を語りました。 なお、全国の海上保安庁には、606人(平成24年4月1日現在)の女性海上保安官が日本の海の守るため従事しています。