10月21日(日曜日)、第1回ながと成長戦略検討会議が長門市役所で開催されました。 ながと成長戦略検討会議は、長門市の主幹産業である農林水産業、観光業が景気の低迷による販売価格等の下落や後継者不足、観光客数の減少など低迷していることから、現在の長門市の状態を打破しようと設置されたもので、市外の有識者や地元オブザーバー、市担当課で構成されています。この会議は、平成24年度から平成26年度までの3年間設置され、地域産品のブランド化や流通、商品開発、観光事業などについて話し合われ今後の事業展開を図っていきます。 会議に先立って大西市長は「委員の皆さまの経験を生かして意見を戦わせていただき、商品開発や流通の拡大へ向けてご協力ください」とあいさつをしました。 1回目となったこの日の会議では、はじめに観光課や商工水産課、農林課から各課の事業の現状と課題が説明されました。説明の後委員から「長門市にはいいものがたくさんあるがブランド化ができていない」や「ブランド化するにはどこで誰が作ってどう食べたらおいしいのかなど詳しくテキスト化しなければならない」など厳しい意見が次々と出されました。 ながと成長戦略検討会議の今後のスケジュールとして、24年度は、首都圏を対象としたマーケティング調査や成長戦略指針策定が行われ、25年度は、農業、漁業、商業・観光の部会ごとの会議が行われ、商品開発、開発商品の実証実験およびびその検討と再構築、加工技術・流通方法等の検討がされます。3年目となる26年度は、商品開発や加工技術、流通方法等を確立、ターゲット商品等成長戦略事業計画の策定および一部事業展開を行い27年度以降に本格的な事業展開をする予定となっています。 なお、第2回ながと成長戦略検討会議は、11月11日(日曜日)から長門市役所で開催されます。