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2人の館長のトークショー

<外部リンク> 印刷用ページを表示する 掲載日:2012年10月16日更新
対談形式で行われた

対談形式で行われた
開会にあたりあいさつをする矢崎金子みすゞ記念館館長
観客は2人の話にうなずく
;  10月16日(火)、ルネッサながとで相田みつを美術館館長 相田一人氏と金子みすゞ記念館館長 矢崎節夫氏のトークショーが開催されました。 ; これは、現在ルネッサながとで開催中の「詩人の魂~相田みつをと金子みすゞの世界展」の関連イベントとして実施されたものです。 ;  相田みつをと金子みすゞは、生きた時代も人生も全く異なる2人ですが、昨年の東日本大震災以降の現在の日本に呼応するという点で共通するものがあります。このコンセプトに基づき企画された、今回の企画展の監修者としての両館長から、この2人の相通じる点などについて語ってもらいました。 ;  2人は対談が始まると、相田みつをと金子みすゞの共通していないところから入っていきました。相田館長は、「私の父相田みつをは、書家でもあり詩人でもありました。そのせいか、読んでくれることを意識して詩を作っていたように思います。その点で言えば「シンガーソングライター」と非常に似ていると思います。また、神様とか天使は出てきません。禅の勉強をしていたせいもあるかもしれませんが、自分というものにこだわり、自分をかっこ良くみせたかったのではないかと思います。みすゞさんの詩には、私の父のような自己顕示欲は見られません。言ってみればガラス工芸品のように、繊細で純粋だと思います。」と話しました。 ; 矢崎館長は、「みすゞさんは一番の読者は自分であり、西条八十と雅輔にさえ分かってもらえば良い、と思っていました。みつをさんとはそこが一番違うのでしょう」と話しました。 ;  また、2人の共通点については、どちらも、「今」を書くところだと指摘し、生まれた時代が違うが、同じ時代に世の中に受け入れられたことだと思う、と話しました。 ;  会場には約300人が入場し、2人の館長の話にうなずきながら聴いていました。