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9月12日(水曜日)、仙崎の青海島共和国で、大阪府茨木市の藍野高校の体験型修学旅行の受け入れ式がありました。青海島共和国では、都市に住む住民との交流を図ることにより地域の活性化を図ろうと、平成20年から体験型修学旅行を受け入れています。今年は藍野高校の衛生看護科の2年生約80人を受け入れました。
歓迎式では、青海島共和国の代表 浜野達男さんが「この青海島は周囲40キロの小さな島ですが、この島を宝島と思っています。青海島は海が青い島です。今夜は民泊をされますが、おそらく大阪にないきれいな空が見えると思います。また、おいしい魚介類もあります。金子みすゞに代表されるやさしい思いやりの心がここには充満しています。きっと青海島のファンになってもらえると思います。青春のいい思い出を作っていただきたいと思います」と歓迎のあいさつをしました。生徒代表の星野萌さんは、「あまり経験できない民泊の中で、たくさんの思い出を作り、いろいろな体験をして学んでいきたいと思います。よろしくお願いします」と述べました。この日はその後受け入れ先の人と対面し、民泊を体験しました。
翌13日(木曜日)は、仙崎の観光遊覧船、釣り、シュノーケリングに別れ、それぞれ体験学習を行いました。シュノーケリングは青海島海水浴場で生徒38人と先生3人が挑戦。生まれて初めて海を体験する生徒もおり、地元のスキューバダイビングのインストラクターの指導のもと、海の中へ潜っていきました。生徒たちは大変楽しかったようで、時間がきてもしばらく海の中にとどまっている生徒もいました。このあと全員で青海島共和国でお昼をバーベキューで楽しみ、金子みすゞ記念館を訪れ、夜は湯本温泉に宿泊しました。