8月1日(水)、物産観光センター研修室で、東日本大震災で被災した南三陸町への研修視察旅行の事前研修会が行われました。これは、長門市内の中学生の防災意識を高め、各学校の防災教育の充実を図ることを目的に、東日本大震災で被災した現場の視察や被災地中学生との交流を行うもので、この視察に参加する生徒12人と教員が参加しました。 研修会ではまず大西市長が、「自分の身は自分で守るという考え方を徹底して、このような災害で命を落とさないようにすることは非常に大事です。災害現場はテレビで見聞きすることとは異なります。まさに百聞は一見に如かずです。ぜひ今回の研修視察でしっかり学んでください。また、現地の中学生と心と心の通う交流をしてきてください。体に気をつけて、すばらしい成果を持ち帰ってください」とあいさつしました。 その後、参加者は初対面だったため、お互いを知り合うためのレクリエーションを行い、気持ちがほぐれたところで、研修日程などの説明を受けていました。 参加者のひとりは、「被災地をこの目にしっかり焼き付け、いろいろなことを学んで帰りたい」と抱負を述べていました。 この視察は、8月8日から10日まで、神戸市にある「人と未来防災センター」を見学し、南三陸町に移動、現地視察や中学生同士の交流を行う予定です。