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7月20日(金曜日)、大津緑洋高校日置校舎・日置農業高校で国土交通大臣表彰伝達式が行われました。これは、同校が昭和41年から46年間にわたって二位の浜海岸の清掃活動に取り組んだことに対して表彰されたものです。表彰式では、山田高義仙崎海上保安部長から生徒会長の長富遼さんと副会長の福岡美和さんへ表彰状と記念品が手渡されました。
この清掃活動は、昭和40年からはまゆうの自生地の北限であった二位の浜の害虫を駆除する目的で始まり、翌年から海岸清掃活動も同時に行うようになりました。また、平成17年からは漂着ごみの調査も開始し、すでに海上保安庁などからの表彰を受けています。
伝達式の中で、山田仙崎海上保安部長は、「おめでとうございます。今回の表彰は、これまで学校を挙げて取り組んでこられたことに対するもので、卒業されていった先輩方の努力があったこともよくかみしめてください。来年度からは日置農業高校はなくなりますが、この伝統を引き継いで、北長門国定公園の海を愛する心、きれいにする心を大事にしてください」と述べました。
今年の海岸清掃は、雨天のため全校ではできませんでしたが、5月22日に生徒会とボランティア部の部員により実施されたということです。