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7月5日(木)、長門市内の集落営農法人がJGAP認証を取得したことを大西市長に報告しました。報告したのは、長門市三隅下の農業法人「ファーム上ゲ」です。同法人では、適正な栽培管理を徹底し、安心・安全な畜産物を生産するため、昨年からJGAP認証に向けた検討や取り組み改善をすすめ、6月26日、認証機関から米・大豆・そばのJGAP認証をうけたものです。県内では3番目となります。
この日市長室を訪れたのは、ファーム上ゲの藤田孝雄代表理事組合長と支援者であるja長門大津の種池和久営農販売課長です。 藤田組合長は、「JGAPに取り組んで大変だったのは、やはり農家が苦手とする記録をつけることや生産物に対する責任感をこれまで以上にきちんと認識してもらうことでした。農産物がいつ、どこで、誰によってどのようにして作られたものか、さかのぼってわかる仕組みを作ることが、その農産物が選ばれる選択の基準になります。そこへの理解を進めていくことが成功の鍵だと思います」と述べました。大西市長からは、成功までの苦労についての質問がされていました。
ファーム上ゲは、平成20年11月25日に設立され、組合員数は27人、農地集積面積は17ha。jgap認証を受けた米、大豆、そばの他に、にんじんも生産しています。このにんじんは、長門市の給食に使われています。