5月23日(水)、日置農業高校・大津緑洋高校日置校舎にある農産物直売所「農高夢市場」が今年度初めて開店しました。農産物の販売は、大津緑洋高校生活科学科2年生の総合実習科目で、食品の仕入れから加工、販売など一連の業務を生徒が担当し、平成3年から実施されています。また、農高夢市場は、昨年度新築され、「生徒が夢を抱いて夢を売る」という意味を込め名付けられました。 初オープンとなったこの日は、市外から噂を聞きつけて来店するなど多くの人が市場前に列を作りました。市場内には、生徒が生産加工したベーコンやパン、ジュースなど約30種類の商品が並べられました。来場者は、順番に店内に入って新鮮な卵や生徒たちの作ったお菓子などを買い物かごに入れ、レジに並んでいました。販売を担当した生徒は「お客さんに気軽によってもらえる市場にしていきたい」と意気込みを語りました。 なお、この夢市場は、夏休みなどの長期休暇を除く毎週水曜日に開店し、来年の1月まで営業するということです。