5月10日(木)、梅雨を前に危険ため池に指定されている市内のため池11カ所で2日間に渡る点検が始まりました。この危険ため池とは、決壊した場合に人命や人家、公共施設に影響を及ぼす恐れがあるもので、山口県地域防災計画に危険箇所として指定されたため池のことをいいます。この日パトロールが行われた油谷久富地区にある滝ヶ浴では、行政関係者や地元管理者など約30人が参加しました。関係者は、ため池の浸食や漏水状況、通水能力や破損の状況を点検する一方、管理者に対しての避難場所や非常時の連絡先など聴き取り調査を行いました。 点検を行った関係者は、老朽化がかなり進んでいると判断し、地元管理者に対して定期的な見回りと水位の経過管理を指示しました。また、異常気象が多くなっていることもあり危険ため池等ハザードマップを大雨など災害時に役立てて欲しいと指導しました。 なお、市では今後、災害情報をホームページや広報を通じて関係者への周知を図ることとしています。