3月10日(土)、認知症に関する正しい情報・理解を広げようと、長門市認知症講演会が長門市中央公民館で開かれ、約400人が参加しました。講師として招かれたのは、鳥取大学医学部保健学科生体制御学の浦上克哉教授です。浦上教授は、1980年代から認知症の研究に取り組み、現在は認知症特集のテレビ番組にも専門家として出演するなど、認知症研究の第一人者として活躍しています。また、同大学の付属病院で自ら患者の診療にあたり、認知症の予防や治療も行っています。この日は「認知症の最新情報~効果的な予防に向けて~」というテーマで講演されました。 浦上教授は、自身の研究の成果や、実際に認知症患者の診療をした時の体験談などを交えて講演を行い、参加者は真剣な表情で話を聴きながら、認知症への理解を深めました。