ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 長門の話題 > 大寧寺で消防訓練

本文

大寧寺で消防訓練

ページID:0009292 更新日:2012年1月26日更新 印刷ページ表示
延焼を防ぐために放水

延焼を防ぐために放水
火元は厨房横
現場に到着し、急いで消火の準備
はしご車から火元へ放水
訓練に参加した人たち
 1月26日(木)、湯本門前の大寧寺で消防訓練が行われました。これは、1月26日の文化財防火デーに合わせて、文化財関係者及び防災関係者が一体となって防災体制の確立を図り、市民の文化財愛護の意識の高揚を図る目的で行われたものです。消防署や地元消防団関係者合わせて30人が参加しました。 訓練は、まず大寧寺の厨房から火災が発生したという想定で始まり、普段お寺にいる住職婦人が初期消火を実施するとともに119番に通報。初期消火に失敗し、重要物品を搬出し始めたところに消防本部と地元消防団が到着し、直ちに放水の準備にかかりました。厨房から本堂への延焼を食い止めるため、3本のホースから放水を行い、火元の厨房へははしご車にて放水を行いました。 15分ほどで訓練は終了しました。終了後に消防本部の河野予防課長から、「昭和24年1月26日に法隆寺が火災に遭い、重要な文化財が焼失しました。これを教訓に、昭和30年に「文化財防火デー」が制定されました。ここ大寧寺のような木造の建物は延焼が早いので、初期消火と早急な119番通報により消防署、消防団が一刻も早く到着できるようにすることが大事になります。これからも寒い日が続きますが、火を出さないように、文化財をしっかり守っていきましょう」と講評が行われました。 この日は雪がちらつく寒い日でしたが、参加者は真剣に消火活動の訓練に取り組んでいました。