1月18日(水)、平成23年度長門市・下関市合同防災図上訓練がルネッサながとアリーナで開かれ、市職員や防災関係機関など10団体109人が参加しました。この訓練は、災害に対する参加者の対応能力の向上を図るため、そして下関市と締結している「災害時の相互応援に関する協定」に基づき、災害発生時の対応能力の向上と相互の応援体制を強化するために毎年実施しています。 今回の訓練は、午前7時頃に菊川断層を震源とするマグニチュード6.8の地震が発生し、長門市で震度6弱から5強を観測した想定で行われました。訓練で参加者は、次々と提示される災害状況に対して、すばやい意思決定で対応したり、関係機関と連携して解決をしたり、本番さながらに取り組んでいました。また、災害時の相互応援に関する協定に基づき、下関市から長門市へ、救助応援を電話で要請する訓練も行われました。訓練が終わると大西市長は「災害が発生したときは各機関の情報の共有が大切です。それをいかに早くできるかを考え、今日の訓練を通して見えてきた改善点を検証して人命を守るために活かしていきたいです」とあいさつしました。