11月8日(火)、長門市消防本部は、現在使われていない深川小学校の旧校舎で災害訓練を行いました。すでに新校舎が完成したため旧校舎ではすでに取り壊し作業が行われおり、通常の建物では実施が難しい煙を使用した検索訓練、救助工作車を使って2階の窓から救助を行うクレーン救助訓練、コンクリートを破壊して救助活動を行う削岩機取扱訓練などが行われました。 検索訓練では、煙発生機を使ったり紙くずを燃やしたりして濃煙状態となった教室の中に呼吸器を付けて入り、取り残された人に見立てた人形を救助する訓練です。中で捜索を行う人2人と、外から指示をする1人の3人1組で訓練を開始。人形を見つけると、教室の外に移動させ、意識確認や心臓マッサージを行いました。クレーン救助訓練では、救助工作車のクレーンを2階の窓まで伸ばして寄せ、救助する人をつり下げて地上まで運びました。