7月24日(日)、ルネッサながと大会議室で「東北地方太平洋沖地震被災者支援長門市市民会議」が記者会見を行い、金子みすゞさんの図書を被災東北3県(福島、宮城、岩手)のすべての小中学校へ寄贈することなどを発表しました。 寄贈の対象となるのは3県の小学校1,362校と中学校663校の合わせて2,025校で、小学校には「みんなを好きに」というみすゞさんの生い立ちと70篇の詩を紹介した書籍を、中学校には180編の詩で構成された「金子みすゞ童謡集3冊セット」を8月中旬から順次、発送する予定です。さらに、市内で活動している朗読グループ「お話しぽけっと」の会員を被災地へ派遣し、希望を受けた学校等へ行って読み聞かせのボランティアを行ったり、8月21日に市内で開催されるながとふるさとまつりで東北3県物産展を行ったりすることも発表されました。 同会議本部長の南野市長は「被災された子どもさんはつらいでしょうが、みすゞさんの詩が皆さんの心の支えになればと思います」と支援への思いを語りました。