5月28日(土)と29日(日)に韓国の蔚山(ウルサン)広域市で行われた「蔚山くじら祭り」のステージで通鯨唄を披露した通鯨唄保存会が、6月10日(金)、市役所市長室を訪れ南野市長へ祭りのようすを報告しました。これは、昨年の11月に蔚山広域市のくじら観光課の職員らが、通くじら祭りの視察に訪れた時に招待を受けて参加が決定したもので、同保存会が鯨唄の発表をしたのは初めてです。現地では「祝え目出度」「朝のめざめ」「今年は幸せ」の3曲を披露しました。 報告会で中谷健二会長は、「現地では唄う前に同時通訳をしてもらい、通鯨唄には鯨に対する感謝の気持ちが、この唄の特徴「もみ手」に現れていることを説明しました。唄う時は特に緊張もなく、普段の実力を出すことができて満足しています。通地区の文化を韓国の人たちに伝えることができたと思います」と語りました。