4月7日(木)、適正な栽培管理を徹底し、安心・安全な農産物を消費者に届ける生産者として、県内で初めてjgap認証を取得した長門市三隅地区の2法人が、長門大津農協を訪れ、小田保男組合長に認証取得の報告をしました。認証を取得したのは、減農薬・化学肥料不使用で「穂垂米(ほたれまい)」を生産している農事組合法人・二条窪(谷村孝組合長)と、ネギ、コマツナ等の野菜を主に生産する有限会社どんぐり(田邊英雄社長)です。jgapとは、農林水産省が推奨する農業生産工程管理手法の1つで、npo法人日本gap協会が定めた「農産物の安全」、「環境への配慮」、「生産者の安全と福祉」、「農場経営と販売管理」の4つのテーマに沿った約130の厳しい審査項目をもとに、認証が行われます。さらに2年ごとに更新が行われるため、認定されれば農産物の安全性の高さや農場管理が適正に行われていることが認められます。 田邊社長は「今回の認証によって真の安心・安全とは何かを実感できました」と報告。また、二条窪の槌田専務は「この機会に安心・安全に対する長門市全体の意識改革ができればいいと思います」と話しました。報告を受けた小田組合長は「おめでとうございます。今後は安心・安全をいかに差別化できるかが大切です。これを機に販路拡大を図りたいです」とお祝いの言葉を述べました。