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二尊院の如来像を再調査

ページID:0009101 更新日:2011年2月25日更新 印刷ページ表示
調査のようす

調査のようす
 2月23日(水)、長門市久津の二尊院の本尊で国の指定重要文化財にも登録されている「木造釈迦如来立像」と「木造阿弥陀如来立像」の調査が、奈良国立博物館の学芸員と仏像研究家らにより行われました。今回の調査は、昭和27年に国の修理・調査が行われて以来の調査となり、学術的に再調査をすることで今後の仏像研究のためのデータを蓄積することが目的ということです。昭和27年の修理の際には、阿弥陀の胎内から墨書銘が発見され、文永5年(1268年)に仏師「法橋院好」により作られたことが判明しましたが、今回の調査で新たな発見はありませんでした。調査にあたった学芸員は、「新たな発見はなかったが、すばらしい仏像であることを改めて認識しました」と話していました。