12月3日(金)、東京海洋大学で開催された「第19回全国水産・海洋系高等学校生徒研究発表大会」に県立水産高校の生徒3名が出場し、見事最優秀賞に選ばれました。出場したのは、水産科学部に所属している3年生の森本由香里さん、伊藤祐希さん、光木慎太郎さん。7月に鳥取県で行われた地区大会で1位になり、全国大会への出場権を獲得しました。大会では、藻場が減少して起こる「磯焼け」が深刻な海を再生するための研究について発表。海中の鉄イオン不足を解消するため、使用済みカイロから作った鉄炭団子を海に投入し、その効果を説明しました。審査では、研究を地域と連携して行ったことや、環境問題への取り組みが高く評価されました。 12月16日(木)、市役所市長室で開かれた報告会で森本さんは「私たちの研究を地域の多くの人が支えてくださったことを、大会でしっかり伝えることができました。悔いはありません」と話しました。