10月27日(水)、平成22年度長門市学校教育研究大会がラポール油谷で行われました。これは。長門市の小中学校の教職員が教育について研究を深め、児童生徒の能力を伸ばし、市民の期待に応える教育を実践しようと毎年行われているものです。来賓としてあいさつに立った南野市長は、「明日の長門市を担う児童・生徒の育成のため、学校・家庭・地域が一体となった体制づくりをお願いします」と述べました。その後、小中連携の取り組み事例の発表を仙崎中学校と三隅中学校の先生が行いました。この中で、仙崎中学校の板屋教諭は、「中学校と小学校が連携した授業に取り組むことで少しずつ小中一貫教育の必要性が浸透してきた。小中学校の先生たちがお互いに本音で話し合うようになり授業力が向上し、生徒も成就感や自己有用感が育まれた。小中学校の物理的距離や時程の違いなどの課題がある」と研究成果を発表しました。その後、休憩をはさみ、呉市教育委員会の小中一貫教育推進アドバイザー 長岡利生さんによる「呉の小中一貫教育」と題した講演が行われました。ロビーには、各学校で取り組まれた研究成果が展示されていました。