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岡田病院がワクチン基金寄付

ページID:0008987 更新日:2010年10月4日更新 印刷ページ表示
岡田和好院長から寄付が手渡された

岡田和好院長から寄付が手渡された
お礼を述べる南野市長
寄付への思いを語る岡田和好院長
 10月4日(月)、「長門市すこやかながとワクチン基金」への寄付金贈呈式が市役所応接室で行われました。これは医療法人社団成蹊会岡田病院が創立50周年を記念して行ったもので、金額は500万円。さらに成蹊会従業員一同から30万円の寄付が行なわれ、「子宮頸がん」と「ヒブ」の感染を予防するワクチンの接種費用として活用されます。寄付金を手渡した岡田和好院長は「50周年を迎えることができたのは地域の皆さんのおかげ。そんな感謝の気持ちから今回の寄付を申し出ました。多くの女性が社会に出て働いている今、長門市で安心して出産し、育児のできる環境を提供して出生率の改善に役立ててほしいと思い、女性や乳幼児が対象のワクチンに活用することを決めました」と語りました。基金は今回の申し出を受けて新設されたもので、今後長門市ではこの基金などを使って接種費用の一部を補助する予定です。子宮頸がん ヒトパピローマウイルス(hpv)が原因の子宮入口部分の頸部にできるがんで、性交渉などで感染し、比較的若い女性でも発症します。ワクチンの対象者は中学3年生の女子です。ヒブ(hib)  ヘモフィルスインフルエンザ菌b型という細菌が原因の病気で、感染するとhib髄膜炎などにかかってしまいます。多くの場合生後3ヵ月~5歳になるまでの乳幼児にかかる病気で、約5%が死亡、約25%に後遺症が残ります。ワクチン対象年齢は生後2ヵ月~5歳未満の乳幼児です。