7月22日(木)、長門市人権教育セミナーが市立図書館視聴覚室で開かれ、学校関係者や長門市婦人会、市内の事業所などから約40人が参加しました。研修のテーマは裁判員制度。山口地方裁判所職員による講習や模擬裁判によって、参加者は理解を深めました。 模擬裁判では、まず啓発ビデオを使って架空の事件について説明を受けました。事件の概要は、お酒に酔った若い男性が中年の男性を殴るなど暴行してケガをさせ、金を奪って逃げたというもの。この裁判で争点となるのは、金を盗るのが目的の強盗致傷罪か、それより罪が軽い恐喝罪なのか、そして判決に執行猶予が付くのかどうかという事です。参加者は6つのグループに分かれて、被害者や被告人の証言をもとに討論しながら裁判員制度について学びました。