ルネッサながとで「近松人形の花形たち展」が開催されています。ルネッサながとには世界的に有名な和紙彫塑家の内海清美(うちうみきよはる)さんが創作した「近松門左衛門」の戯曲、「曽根崎心中」、「国性爺合戦」、「平家女護島」、「関八州繋馬」の作品が収蔵されています。今回はそれらの中の名場面から花形人形20点余りが展示されており、人形からは内海さん独特の表現力により圧倒的な迫力でその場面の情念が伝わってきます。入場料は無料です。ぜひ、この機会にご覧ください。また、常設展示も変更されていますのであわせて鑑賞してみてはいかがでしょうか。 24日(土)の初日に行われた内海さんのギャラリートークでは、「心の動きを捉えて作品に投影することを最も大切にしている。私の作品は白いことが特徴、見る人それぞれが作品から想像を膨らませてほしい」と語っていました。期間■4月24日(土)~5月9日(日)問い合わせ■ルネッサながと tel 0837-26-6001