3月19日(金)、3月末で廃校となる大畑小学校の卒業式が行われました。たった1人の卒業生、荻智隆君を送るために11人の在校生と、南野市長や来賓、地区住民など約50人が出席。式が始まると、出席者の温かい拍手で迎えられて、荻君が入場しました。布野校長が卒業証書を手渡し、「あなたは最高学年として下級生を見事に引っ張りました。この学校には、相談したりけんかしたりする同級生がいませんでしたが、中学校ではたくさんの友達をつくり、思いやりを持って接してください」と話しました。卒業証書を受け取った荻君は、「僕の夢は料理人になって大畑に店を出すことです」と決意を述べました。 下級生たちは声を合わせて、「スポーツが得意な智隆さんはみんなの憧れでした。僕たちは智隆さんのことが大好きです」と別れの言葉を伝えました。荻君は6年間の思い出を語った後、ご両親と一緒に歌を歌い、出席者に感謝の気持ちを表しました。