1月15日(金)、平成21年度長門市・下関市合同防災図上訓練がルネッサながとアリーナで関係者約100人が参加して行われました。この訓練は、下関市と締結している「災害時の相互応援に関する協定」に基づき、災害発生時の対応能力の向上と相互の応援体制の確立・強化を図るため毎年実施しているものです。 今回の訓練は、停滞する寒冷前線に向かって大量のしめった空気が流れ込み、山口県の広い範囲で総雨量が150ミリを超える雨を観測、市内各地で被害が発生した上、下関市豊田台上区において土砂崩れにより道路が寸断されているという想定で行われました。訓練で参加者は、次々と提示される災害状況に対して、すばやい意思決定で対応したり、関係機関と連携して解決をしたり、本番さながらに取り組んでいました。また、災害時の相互応援に関する協定に基づき、下関市の集落の被災状況を長門市側から確認する訓練も行われました。陸上自衛隊員による訓練後の講評では、すべての状況をまとめる部署が必要、より良いブースの配置を検討されたい、などの課題が示されました。