8月30日(日)、長門市人権フェスティバルがラポールゆやで開催されました。これは、人権に関わる問題への理解と認識を深め、人権尊重の生き方を広めていくことを目的に長門市教育委員会が主催して毎年開催されているもので、約300人の市民が参加しました。まず初めに、南野市長が「人と人とがやさしいまなざしで尊重しあうことが大切。今日の催しを通して人権について関心を深めていただきたい」とあいさつをしました。 続いて、日置農業高校吹奏楽部によるミニコンサートが行われ、アメージング・グレイスや童謡メドレーなどおなじみの曲が演奏されると大きな拍手が贈られていました。次に、鈴木ひとみさんによる「パラリンピックが私にくれたもの」と題した講演が行われました。ミス・インターナショナル準日本代表に選ばれモデルとして活躍していたときに交通事故で下半身不随となった鈴木さんは、「障害者とか健常者とかのグループがあるわけではない。障害があっても自分に残された体に期待して社会に貢献すべき」と話しました。鈴木さんの自らの体験から発せられる重い言葉の一つひとつに会場のみなさんは聞き入っていました。