6月3日(水)、向津具小学校の全校生徒43人が学校の近くの学習田で田植えをしました。これは、三世代交流田植えとして、収穫の喜びや地区の人たちへ感謝することを学ぼうと毎年行われているものです。今年は、さらに「命の大切さ」を学ぶこともテーマのひとつとしているということです。地域の老人クラブ「千歳会」会長の松岡實さんが「一度に4本~5本ずつ、大きくなるように愛情を込めて丁寧に植えてください」と呼びかけると、児童全員で元気よく「お世話になります」とあいさつを返しました。 そして、全員が苗を持って田んぼへ入り、地域の人たちの指導を受けながら紐の定規の印に沿って苗を植えていきました。毎年行われていることもあって児童らは最初のうちは手間取っていましたが、すぐに慣れ上手に植えていました。1時間ほどで田植えは終わり、児童のひとりは「田んぼが気持ち悪かったけど、秋の刈り取りと餅つきが楽しみです」と話していました。