5月15日(金)、油谷伊上の里に、国の特別天然記念物に指定されているコウノトリが一羽、飛来しました。コウノトリの分布域は東アジアに限られ、総数も2,000羽?3,000羽程度とみられていますが、国内種はすでに絶滅しており、市内で見られるのはとても珍しいということです。 もともと警戒心の強い鳥ですが、この日は見物に集まった地元住民らを気にする様子もなく、のんびりと水田を歩いていました。ヨーロッパでは「人間の赤ちゃんを運んでくる」という言い伝えもありますが、油谷にはちょっとした話題を運んでくれました。