本文
長門市で育った木を使用し、長門市の職人が作った、長門市にちなんだ木のおもちゃを新生児に贈呈します。
豊富な水産資源に恵まれた長門市は、漁業が盛んなまちとして発展する中で、
水産資源を活用して蒲鉾の水産加工業が発達し、さらに水産加工において発生
する魚のアラを餌として利用することで養鶏業が発達してきました。これらすべて
の産業の潮流は「命のバトン」として循環し、長門の地に潤いをもたらしてきました。
このまちで生まれた童謡詩人金子みすゞが「命への慈しみ」を作品において
うたったように、長門の人々が受け継いでいる命を大切にする文化を、次の世代
に引き継いで欲しいという想いを込めて誕生祝い品に「にわとりの親子」を選びました。
長門市三隅出身の戦後日本美術史を代表する洋画家である香月泰男は、
ふるさとの三隅と家族をこよなく愛し、生涯故郷を離れることなく人間愛と
平和をテーマに創作活動を続けました。その作品の中には、廃材を利用し
新たな命を吹き込んだ、手のひらサイズの「おもちゃ」と呼ばれる家族や動物
などをモチーフに制作したオブジェもあります。
香月泰男の家族を想う気持ちを次の世代にも引き継いで欲しいという想い
から、親しみやすい「ぞうの積み木」を新たにデザインし、誕生祝い品としました。
対象者:平成28年4月1日以降に出生した人で長門市に住所を有し、かつ現に居住している人
※ただし、贈呈品を受領しないで市内に住所を有しなくなったときは、支給対象者から除きます
提出先:長門市経済観光部農林水産課林業振興班(Tel 0837-23-1142)
※出生届提出時に申請書を渡します