
市指定 有形文化財 工芸品
平成22年8月24日指定
御所原大神宮所有。平安時代の後期の制作で内区には二羽の雀、藤花と紅葉の図案があり、外区には、藤花房の先端部分と蝶の装飾がなされている。このことから、形式は藤花房双鳥鏡と称されている。形状は重さ約200g、直径約10cmである。江戸時代後期の『防長風土注進案』には、寛文年間(1661~1672)に二代萩藩主毛利綱広公が鷹狩りに訪れた際、この鏡を神社の近くで見つけ早速奉納したと記されている。 (出典『長門市の文化財』他)
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