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石造十王坐像

11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0024900 更新日:2023年4月29日更新 印刷ページ表示

石造十王坐像

市指定 有形文化財 彫刻

平成18年4月26日指定

 

飯山八幡宮の参道わき(正明市1区)に地蔵菩薩とともに祀られている。寛保元年(1741)の『防長寺社(ぼうちょうじしゃ)由来(ゆらい)』によると当初安置された飯山八幡宮の(ろう)(もん)から一の鳥居附近へ移転し、藤中の(ぎょく)(せん)()境内に移された。その後明治12年(1879)、現在地に移動。十王(じゅうおう)とは(えん)()(だい)(おう)以下10人の地獄の裁判官。閻魔王台座に「享保十年下野國鈴木仁兵衛之立」と銘があり、享保10年(1725)の造立とわかる。材質は萩石。石造りの十王像は県内でも珍しい。

(出典「長門市の文化財」)