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赤崎神社楽踊
県指定 無形民俗文化財 昭和43年4月5日指定
国選択 記録作成等の処置を講ずべき無形文化財 昭和47年8月5日選択
毎年9月10日、赤崎神社の例祭に、楽桟敷で奉納される踊。
慶長元年(1596)、北長門地方一帯に牛馬の疫病が大流行し、深川村でも380頭余りの牛馬が病死したので、牛馬の守護霊である赤崎神社に疫病が治まるように祈願した。その祈願成就の神の恩に感謝するために踊りを奉納したのが始まりである。昔は赤崎の七楽(楽踊五、南条踊一、地芝居一の総称)が奉納されていた。現在は「月の前の伶楽」と「虎の子渡し」の2つの楽踊と南条踊、式三番叟が奉納されている。
(出典『長門市史 歴史編』他)