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上利家文書付納箱

11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0024741 更新日:2023年4月29日更新 印刷ページ表示

上利家文書付納箱

市指定 有形文化財 古文書

昭和46年10月11日指定

仙崎大日比(おおひび)上利(あがり)家は中世以来この地方に勢威をふるった土豪である。初代、二代は大内氏に仕え、三代目は大内氏滅亡のため浪人となり、四代目は毛利氏に召し抱えられ奉行代役となった。のちに大日比に土着し、代々庄屋・年寄役など要職を務めた家である。

上利家に伝わる古文書で一番古いのは南北朝初期、暦応2年(1339)の文書。以後、上利家文書室町、江戸、明治期と133点を数える。内容は地域の土地所有関係、関係系図、農業や漁業の状況等、当時を知る上で貴重な資料である。(出典『長門市史 歴史編』)