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西圓寺本堂・山門付棟札
県指定 有形文化財 建造物
昭和57年4月16日指定 ・ 平成18年3月31日に棟札が追加指定
西圓寺は、青海島の大日比にある浄土宗の寺。本堂は正面に向拝は付かず、入口は正面ではなく、本堂の左右両端にとり、それぞれ善男入口、善女入口とし男女の入口を別々とする珍しい形式である。本堂の主な材質はケヤキであり、棟札によると文政8年(1825)に再建された。
山門は江戸時代には萩の大照院にあったものであるが、明治前期に西圓寺に移された。山門の建築年代は18世紀末頃と考えられる。 (出典『長門市の文化財』)