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金銅一光三尊立像
県指定 有形文化財 彫刻
昭和41年6月10日指定
仙崎にある極楽寺の仏像。中尊の阿弥陀如来の像高41.0cm、脇侍の観音、勢至両菩薩の像高29.0cm、光背の高さ53.8cm。舟形光背を背にして立つ金銅仏である。いわゆる善光寺式如来の模式的なもので、光背を一つにすることから一光三尊という。鎌倉時代の製作と推定される。善光寺式如来は、清涼寺式釈迦如来(油谷の二尊院)とともに鎌倉時代に流行したもので、この両形式が北浦地方にそろって残っていることは興味深い。(出典『長門市史』)
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