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俵島

11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0023659 更新日:2023年4月29日更新 印刷ページ表示

国指定 名勝 及び 天然記念物

昭和2年6月14日指定

 向津具半島の突端にあり、本州の西北端である。島全体が玄武岩で、(ちゅう)(じょう)(せつ)()板状(ばんじょう)節理(せつり)が良く発達してい俵島<外部リンク>る。直立、斜立、横臥したものが約3.5kmの間に羅列し、海水が摂理に沿って浸蝕した結果、多くの洞穴を作り、すばらしい景観を見せている。また、玄武岩の下にある第三紀層は主として砂岩・礫岩及び泥板岩より成り、泥板岩と砂岩との間に厚さ2mの石灰海藻「リソサムニウム」の遺骸からなる石灰岩をはさむ。「リソサムニウム」の構造がはっきり見られる点ではほかに比を見ない。

『防長風土注進案』では、岩が米俵や塩俵を積み重ねたようなので、俵島と呼ぶようになったと伝えている。(出典『油谷町史』『防長風土注進案』)

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