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青海島鯨墓 

11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0023614 更新日:2023年4月29日更新 印刷ページ表示

国指定 史跡

昭和10年12月24日指定

 

 延宝7年(1679)、通・向岸寺の五世(さん)()上人(しょうにん)は、隠居所の(せい)(げつ)(あん)に観音堂を建立して、捕獲した鯨の回向(えこう)を始め、元禄5年(1692)には、鯨組網頭(くじらぐみあみがしら)の手によって鯨の胎児の墓を建立した。墓は花崗岩でつくられ、高さ2.4m、幅46cmである。墓の背後には、明治時代までの200年以上にわたり、鯨の胎児70数体が埋葬されている。墓石の正面に鯨を供養する言葉が刻まれている。青海島鯨墓なお、本寺の向岸寺には鯨の位牌と過去帳が安置されており、それらは県の有形民俗文化財に指定されている。

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