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下水道使用料の改定について
下水道事業(汚水処理)は、下水を使用する皆さまのお支払いいただく下水道使用料で成り立っています。
近年、人口減と節水機器の普及などによる水道の使用量の減少に伴い、汚水の排水量が減ることで下水道使用料収入は減少傾向にあります。一方で物価高騰などの影響により維持管理費は増加しています。
今後も老朽化した下水道施設の更新や地震に備えた耐震化工事に多額の費用が必要となります。これらの事業を着実に進め、安心・安全に下水道をお使いいただくためにも、下水道事業を安定的・持続的に運営する必要があることから、このたび下水道使用料の改定を行います。
利用者の皆さまにはご負担をおかけしますが、今後とも効率的な事業運営に努めてまいりますので、ご理解とご協力の程よろしくお願いします。
料金改定の内容
■改定料金の開始
改定料金の適用は、令和7年4月1日使用分からです。(上下水道料金の検針や請求は2か月に1度で変更はありません)
■平均改定率
平均15%の増収を見込んで、料金単価を改定します
■基本水量の廃止
水道料金と同様に、これまで基本料金に含まれていた2ヵ月で20立方メートルまでの基本水量を廃止します。
■調整単価の導入
基本水量廃止による大幅な値上げを抑制するため、1立方メートルから20立方メートルまでの従量料金に調整単価を導入します。これにより、使用水量の少ない人の料金の引き上げ幅を抑制します