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重層的支援体制整備事業
重層的支援体制整備事業
長門市では、これまでは各制度により別々の相談支援事業や地域づくり事業を進めてきましたが、地域共生社会の実現に向け、令和4年度からこれら事業を一体的に実施する「重層的支援体制整備事業」を開始しました。
これにより、子ども、障害、高齢、生活困窮など属性ごとの課題に関わらず、複雑化・複合化した支援ニーズに対応した包括な支援体制を構築することで、相談支援、参加支援、地域づくりに向けた取り組みを一体的に実施します。
支援体制フロー
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相談支援の体制づくり
子ども、障害、高齢、生活困窮分野の各相談支援事業者が、分野を問わず相談を受け止め、関係機関や福祉サービスへの利用調整を行います。また、市民相談や消費生活センターで受けた福祉的な相談についても、支援体制に組み入れ、相談支援体制のワンストップ機能を強化します。
- 日常生活上の相談・・・・・・・・・・・・・市民相談(市民活動推進課内 電話23-1299)
- 商品やサービスに関する相談・・・・消費生活センター(市民活動推進課内 電話23-1115)
- 福祉なんでも相談・・・・・・・・・・・・・・福祉総合相談(高齢福祉課内 電話27-0035)
- 生活困窮者の相談・・・・・・・・・・・・・・社会福祉協議会(電話22-8294)
- 高齢者の相談・・・・・・・・・・・・・・・・・長門市地域包括支援センター(深川・俵山地区 電話23-1244)
長門市東地域包括支援センター(通・仙崎・三隅地区 電話27-0410)
長門市西地域包括支援センター(日置・油谷地区 電話33-2020) - 子どもの相談・・・・・・・・・・・・・・・・・・産前産後サポートステーション(保健センター内 電話27-0077)
子ども家庭総合支援拠点(子育て支援課内 電話23-1225) - 障害者・ひきこもりに関する相談・・基幹相談支援センター(地域福祉課内 電話23-1243)
参加支援の促進
既にあるサービスでは対応できない本人や、その家庭の抱える課題にあった支援メニューをつくります。
地域づくりに向けた支援
世代を超えて住民同士が交流できる多様な居場所を確保し、地域活動が生まれやすい環境を整備します。
- 子育て支援センター(市内7箇所)
- 地域活動支援センターたけのこ村
- 生活支援コーディネーター
- 福祉エリア支援員
- いきいき百歳体操 など
地域共生社会の実現を目指して
地域共生社会とは、すべてのひとびとが地域や暮らし、生きがいを共に創り、高め合うことができる社会をいいます。
この社会の実現のために、現在、福祉ニーズへの対応として、介護保険や障害者福祉、子育て支援など、分野ごとに応じたサービスが提供されています。
その上で、地域のあらゆる住民が役割を持ち、自分らしく生活できる地域コミュニティを育成し、公的サービスと協働して助け合い、支え合いながら暮らすことのできる仕組みを構築していくことが必要です。
人口が減少し、高齢化が進行する中、地域のつながりが深まるよう、行政、民間団体、地域住民が協働し、地域づくりに取り組んでいきましょう。