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長門のお宝 大般若経

ページID:0058493 更新日:2025年3月5日更新 印刷ページ表示

長門市内には、文化財に指定された大般若経が2点あります。

どちらも14~15世紀に書写されたもので、それぞれ飯山八幡宮(長門市東深川藤中)
と三隅八幡宮(長門市三隅中市)に所蔵されています。

このたび、この2点の大般若経を前期・後期に分けて紹介し、経典が書かれた中世の
長門市について理解を深めます。

 

1 企画展開催期間 

 前期 令和7年3月7日(金)~6月29日(日)

 中正という僧侶が三隅八幡宮に奉納したもので、紙本墨書の折本で262本が現存します。

 奥書に室町時代の応永年間に中正、昌就、禅真、慶戴、梵心の5人の僧侶によって書写されたことが書かれています。

お経
 ▲三隅八幡宮所蔵の大般若経

  関連展示

獅子舞は、獅子頭(ししがしら)をかぶり舞踏する、悪霊払いの芸能です。
そのルーツは700年代に中国から伝わったものだと言われています。

三隅八幡宮が所蔵する獅子頭は、戦国時代の元亀(げんき)2年(1571)に
制作されたと伝わっています。頭と下あごは別々の材で作られています。
三隅八幡宮以外での公開は平成6年(1994)に防府天満宮で開催された
特別展「防長の獅子頭」で展示されて以来、約30年ぶりとなります。

獅子頭

 ▲450年前から伝わる獅子頭(ししがしら)

 

 後期 令和7年7月5日(土)~9月28日(日)

 安楽寺の住持氏曇が大願主となり、飯山八幡宮に奉納したものです。折本仕立てで296が現存します。

 氏曇が55歳である室町時代の永徳元年に書写を始め、63歳となる康応元年に完成しました

いいやま
 ▲飯山八幡宮所蔵の大般若経

 開館時間 9:00~17:00 

 毎週月曜日は休館日

(月曜日が祝祭日の場合は開館、翌平日休館)

2 入場料 

無料

 

3 展示場所 

長門市総合文化財センター(長門市東深川2660番地4)