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ロシア連邦クラスノダール地方ソチ市と共同声明を締結
長門市役所表敬訪問
平成29年12月18日(月曜日)、アナトリー・パホモフ市長をはじめとする代表団12名が本市を表敬訪問されました。
出迎えた大西市長から「長門市にお越しいただきありがとうございます。長門市は豊かな自然や温泉、文化、おいしい食があり、心温かい市民とのふれあいを楽しんでいただきたい。これから両市で築いていく友好関係が強固で永続的なものとなり、あらゆる分野で交流が広がることを願っています」と歓迎の言葉を述べました。
パホモフ市長は「長門市へ誘っていただいてソチ市民を代表して感謝します。ソチ市は冬季オリンピックをはじめ、F1グランプリなど様々なイベントが行われており、2018年サッカーW杯も試合を予定しています。観光やスポーツのほか、多くの文化もあり、それらを生かして市民と交流していきたい。今回の訪問はそれに向けた大事なステップになると思います」とあいさつしました。
日露兵士の墓碑を訪問
続いて、代表団は通地区の大越の浜にある日露兵士の墓碑を訪問、地元の園児や児童、市民らに出迎えられました。
墓碑では通くじら文化を継承する会の早川義勝さんが案内し、パホモフ市長は墓碑に献花し、冥福を祈りました。
また、長年墓碑を管理する君川歌子さんから墓碑の歴史が掲載された冊子を手渡され、パホモフ市長は「ソチ市博物館に展示したい。墓碑を世話してもらい感謝している」と述べました。
「長門市及びソチ市間の協力に関する共同声明」調印式及び歓迎レセプション
その後代表団は市内大谷山荘に移動し、共同声明の調印式に参加。大西市長とパホモフ市長がそれぞれ「長門市及びソチ市間の協力に関する共同声明」に署名し、固い握手を交わしました。
共同声明では社会、文化、観光、スポーツ分野での共同イベントの開催や支援、交流などに取り組むこととしています。
共同声明の署名を終えた大西市長は「共同声明を新たな出発点としてこれから様々な分野で市民レベルの交流を進めていきたい」、パホモフ市長は「パートナーシップを確立する必要性を共通認識できてうれしく思う。これからいろいろな交流を考えており、医者や学生などの交流を図れれば」と述べました。
その後開催された歓迎レセプションでは、日本の伝統芸能である筝の演奏や滝坂神楽舞が披露され、両市の友好は一層深まりました。
共同声明文
長門市及びソチ市間の協力に関する共同声明(日本語) [PDFファイル/522KB]
長門市及びソチ市間の協力に関する共同声明(ロシア語) [PDFファイル/602KB]
訪問中の様子